
物が燃えている事は「燃焼」と言いますが、この燃焼が起こっている時に物を原子レベルで考えた時に起こっていることをご存知でしょうか。
実は燃えている物に外から勢い良く酸素がくっついていて、その強い勢いによって周りに光や熱が出ている現象が私たちの言う火になり、燃焼していると表現するのです。
しかし火を近づけても燃え広がらないものがあります。
今回例に挙げる鉄の板もその中の一つで、燃え広がりはしないものの鉄には勢い良く酸素がくっついている状態になっています。
このように酸素がくっついた状態の鉄の板は、酸化鉄と呼ばれる物に変化するのです。
鉄と酸化鉄には化学変化が起こっているので性質も大きく異なる事になります。
例えば鉄には磁石がくっつく事は多くの方がご存知だと思いますが、別の物質になった酸化鉄では磁石はくっつきません。
他にも酸化鉄になってしまうと金属の性質である電気伝導も無くなってしまうのが大きな違いでしょう。
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