
固い金属でも熱を上げて温度を上げると、固体から液体に変化する「融解」という現象が起こります。
例えばアルコールランプの炎でスプーンを熱し、そのスプーンに鉛の針金を押し当ててみるとどんどん溶けて銀色の液体になります。
これが金属の融解で、それぞれの金属によって融解に必要な温度も大きく変わってきます。実験に使った鉛は327℃で融解するので、金属の中でも融解しやすい金属であることが分かります。
私たちの身近にある鉄は1536℃で液体になり、融解した鉄は温度が高いため、銀ではなく真っ赤な色をしているのが特徴です。
先ほど融解した鉛に話を戻しますと、その鉛を今度は水の中にいれて冷やすことで、また固体になります。
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