
車のタイヤのホイールを見てみると、数字が書いてある小さな金属片があると思います。
あの金属片は「バランスウェイト」と呼ばれる重りなのはご存知でしたでしょうか。
タイヤとホイールは別々に作られているので、単純に組み上げただけではどうしても微妙な重さの違いが出てしまい、車のバランスを均等に保てません。
更にタイヤのパーツはほぼ手作業で組み立てていくことから、ある程度の公差が認められています。
組み立て時にはお互いの重量のアンバランスを打ち消すように考えられているため、ある程度回転バランスも均一にはなりますが、それだけで完全なバランスが取れることは稀です。
このバランスを完全にするために、鉛かアルミのバランスウェイトを取り付けているというわけです。
もちろん長距離を走行すればタイヤの摩耗により再びバランスが変わるので、1万〜2万kmを目安に点検して再調整してもらうのがいいでしょう。
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