
近年、金属としての特徴と多孔質の特徴を併せ持った「多孔質金属」が注目を浴びています。
その名の通り金属でありながら小さい気孔が無数に空いている金属で、多孔質樹脂剤では難しかった耐久性や耐熱性、耐食性、電気伝導制、熱伝導制を兼ね備えており、幅広い用途に利用されてきています。
身近なところでは、センサーの検知部用のカバーや通気性キャップ、脱気フィルターなどで使われていることが多いです。
多孔質金属の他にも、「ロータス金属」や「焼結金属」とも呼ばれており、まだ新しい素材として成長が期待されている金属素材の一つになります。
2013年には気孔率90%超えの多孔質金属も開発されているなど、今後の進化に目が離せません。
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