
軽い金属として一般的に知られているのはアルミニウムだと思いますが、今回紹介するベリリウムはそのアルミニウムよりも軽い金属となります。
高剛性、高熱伝導、防振特性など多くの優れた特性を有していることで、耐久性の高い軽い金属なのですが、唯一の欠点として人体に対して有毒性があるということが挙げられます。
この有毒性があることで、一般的な金属素材として使うのは難しいとも言われています。
また、ベリリウム自体の存在があまり多くないことで、高価な金属となってしまっているのも普及がしにくい理由のひとつでしょう。
そのため、現在ベリリウムが積極的に使われているのは宇宙工学や航空工学などに限定されていますが、ベリリウムをどう使っていくかの研究は盛んに行われています。
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