低温で溶ける不思議な金属「ガリウム」

ガリウムは融点が約30℃しかない非常に珍しい金属で、常温で置いておくだけでも液体の状態になってしまいます。
人肌でも溶けてしまうため、超低温にして固めたガリウムを手の平に乗せるだけでもどんどんと溶けていく様子を見ることができます。
しかし溶けてしまったガリウムは重みもあり、手にもくっつきやすい性質になるので、実際に触ってみたいという場合は専門家の指示の元に行なうようにしてください。

主に発光ダイオードや半導体レーザーに使われる半導体の主材料として使われる事がありますが、もっと身近なもので例えると、水銀のように温度計への利用もされています。

更にガリウムには他の金属に浸食していくという特性もあり、他の金属に取っては脅威にもなりうる金属とも言えるのです。

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