
車椅子には多くの金属が使われているため、今まで空港の保安検査場で金属探知機に反応してしまうことから、車椅子を必要としている人はその都度ボディーチェックも受ける必要がありました。
そのためスムーズに通過できず、通過できるまで多くの時間が必要です。
2017年7月、日本航空ではこうした不便さの解消を解消するため、金属を使っていない木製の車椅子2台を導入しました。
この車椅子は肘掛けを始めとした殆どの部分に白樺の木を使用しており、留め具もネジ等の金属ではなく樹脂を使用しているため、金属探知機に反応することはありません。
この木製の車椅子によって、今まで再度必要だったボディーチェックをする必要もなくなり、スムーズに搭乗可能となります。
まだ導入台数は少ないですが、来年度末までに全国の空港に約250台まで増やすことが目標とされています。
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